「いいひと」でなかった岡田斗司夫

超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略

BSアニメ夜話での岡田斗司夫、ダイエット本での岡田斗司夫、内田樹先生とのトークセッションで見た岡田斗司夫。確かにぜんぶ「いいひと」だった（過去形）

彼のやろうとしていたことは全て「岡田斗司夫が倫理的に正しい人である」という前提あってのものだった。今回の騒ぎでそれを全て失った。個人的には講師をしている大学の生徒に手を出したのは特に許しがたい。

内田樹先生がたくさん書いている「教える側の倫理」についてなにも読んでいなかったのか。共著でのアレはリップサービスに過ぎなかったわけだ

こんなことになっても「しょうがねぇなぁ岡田先生は・・」そう言ってくれる人がどの程度いるのかで、彼の今後の評価は決まるような気がする。このまま消えてしまったら、その程度の人だったということなのだろう。

先生はえらい (ちくまプリマー新書)