架空の杜

The journey is the reward.

スケッチブック 最終巻

17年にわたる長期連載がついに終わった。早い段階でアニメ化してしまったので、通常なら長期連載が難しい設定なのにダラダラと続いていた感が露骨にある。

途中からネタが枯渇して、栗原先輩の生物蘊蓄がメインになってしまった。メイン三人のキャラ設定を使い尽くしたので、途中から梶原さんの友だちの脇役がメインに躍り出たり色々苦労が滲み出る作品でもあった。

唯一無比の雰囲気だけで17年保たせてしまった変な作品だ。などといいつつ14冊全部購入したわけで、やっぱり面白かったのかなw