架空の杜

The journey is the reward.

第205話感想

どうやら海外編は各グループのエピソードを飛び飛びに描く戦略みたいです。今週の一番の感想は「最近の中では作画が一番レベルが高い」ということです。出来ればこの作画の方向で固定して欲しいです。あとワタルの母は今までこの作品には登場しなかったタイプのキャラですが、雰囲気いいですね。

予想に反して

そんなにワタルと母はそんなに反目しているわけではないようです。ワタルの母は雪路と近い年齢だそうです。中年女性を出さないという近年の萌え系漫画のセオリーは、健在です。ワタルの「真面目に働けば報われる」という価値観は畑先生に通じるものがあります。母の出した儲け話ですが作中年代が02年(だったかな)だから、史実通りです。もっとも世間では過激な景気悪化の最中ですので、微妙に外しちゃったかなとは思います。

母性

この作品のテーマの一つは「母性」だと前々から私は申し上げております。今週のエピソードを見て、確信を新たにしました。あと今回のお話では特に顕著ですけど、最近の最大の変化である「ギャグからストーリー漫画へ」という流れがよく可視化した205話だったと思います。

若木先生と畑先生が仲がよいのは嬉しい

確かに語り合えることが多そうな思想に基づいた作品を描いているという点では同じですね。今週の”神のみ"も非常に興味深い内容でした。けど眠いので寝ます。

今週のサキさん

今週のお嬢様