架空の杜

The journey is the reward.

今週のバックステージ

アニメが好きで、そんじょそこらの人より詳しい自信はあります。
が、やはりそこは素人。
現場のよく分かっていない漫画家があれこれ口を出すのは
迷惑だろうなぁと思うじゃないですか。
漫画とアニメは似て非なるメディアだと思いますし、
スケジュールの問題とか、出来ることと出来ないことの
判断もありますし。

しかし監督さんに相談したところ出来るだけ関わって
もらったほうがやりやすいと言われたので、とにかく
良い物になるよう積極的に関わらせてもらう事にしました。

10巻でも仄めかされていましたが、明確に畑先生自身がアニメに深く関わっていることが公言されました。ネギま!の惨状を鑑みるにアニヲタを公言して憚らない畑先生がしっかり関与するのはぜったい正しいと思います。スタッフとの信頼関係も生まれているようで、こうなると傑作になるかどうかは判らないにしても、駄作になることはあり得ないのではないでしょうか?

ハヤテのごとく!の資料にはエクセルで作った過去年表と
いう資料があります。
少し説明が難しいので、分かりにくい人は実際に
エクセルを立ち上げ表を作ってみましょう。
良いですか?
では行きます。

畑先生が設定厨なのは有名ですがやはりここまで綿密に作ってあったのですね。流石だ! 時系列には非常にシビアなのに時事ネタに関しては大らかというのも面白いですね。

そして修正といえばこちらは過去最大級。
どことはあえて言いません。
ヒントは第九巻に載っている第十巻の予告です。
よーく、ご覧ください。
アシスタントのS君に頑張ってもらいました。
ありがとうS君。

月の位置がコマによって移動するという気づかない人にとってはどうでもいいけどうるさい人にとってはとても気になる点をアシスタントの犠牲によって(笑)修正したようですね。あとから修正したということは作画中は気づかなかったってことでしょうか?

たとえばこの漫画が西沢さんがヒロインの少女漫画なら
もう少しいじってこのまま最終回というのもアリだった
かもしれません。
が、そうではないのでまだ続きます。
当然、西沢さんの物語もまだまだ続きます。
むしろ始まったばかりといってもいいかもしれません。

西沢さん自己完結しちゃダメじゃん!と思ったのですが、まだお話は始まったばかりだそうです。もう116話ですけど(^_^; そりゃ憧れている人との距離が縮まったらもっと親密になりたいというのが恋心というものですし。ここで終わるのが古典的な少女マンガ、ここから始まるのが畑クオリティなのでしょう。

ちなみに、センターカラーは僕の記憶が正しければ
いまさら初となる組み合わせ。
個人的にはかなり良い出来だと思っているのでご期待ください!!

カラーで今更初となる組み合わせって・・・。マリア&ヒナギクでしょうか?