架空の杜

The journey is the reward.

第77話感想

ベースは「執事ギャグ漫画」だったはずですが、今週なんぞ完璧に「ラブコメディー」ですね。屋敷内ではボケで学園ではツッコミという分裂した構造が気にはなっていたのですが、ヒナギクがハヤテを意識しだしたのを機に、屋敷を出てもボケ役に転身できたというのは、畑センセがまた進化したのかなぁと。

日付は2月21日・・・

うぅ、75話の2月の末とかいうくだりで、日付を間違って認識していたようです。バレンタインデーから一週間ですから、21日ですか・・・。あらら
http://hw001.gate01.com/hayatenogotoku/calendar_title.html

17歳で学生服は普通です。

大胆な構図で描かれたマリアさんの学生服姿。花が舞ってます。畑センセ入魂の作画だそうです(仕上げまでご自身でされたそうです) マリアさん年齢的には妥当なのに

マリア・・・ なんだ その不気味な コスプレは・・・
とナギに突っ込まれます(笑)バックステージに

正直言って、一番最初にオチの部分があって
それが個人的にとても面白かったのです。

と書かれてますが、一読者にとっても、とても面白かったですよ。

溶け合う世界

少し前までは、屋敷内と学園での物語が少々断絶していたのが気になったのですが、マリアに学生服を着せて突入させるとは・・・ 本当に畑健二郎という漫画家は読み手の空気を異常なぐらい読める人だなぁと、しみじみ思ったりします。

このエピソードは8巻を使い切るのか?

既に三話ですからね。7巻を細かいエピソードで組み上げ、8巻で長編に再チャレンジ。ほんとこの作品は飽きさせません。