架空の杜

The journey is the reward.

違うところ、同じところ。

いずみの「赤松さんからみて畑さんはどうですか?」
赤松「敵だとかは全然。敵にならないって意味でもなくて、
何か違うものだと思いますよ」

この私が夢中になった2作品のメインテーマを一行で書くとこれでほぼ正しいかと。
ハヤテに成長は不要というのは先日考察させてもらいました

“萌え”は未だに言葉の定義が定まっていませんし、この二文字で、競合作にされるのは「違う」と赤松先生はいいたいのだと思います。

それでも似た感じを受けるのは、ショタ的な可愛さという主人公の属性が、壮大な物語において、実に使い勝手がいいという点においてのみでしょう。この共通点が全てなんです。この発見は赤松先生が考え抜いた結論で、畑健二郎は嗅覚が鋭いので、そこは素直にインスパイアされたというのが私の憶測です。

萌えと性愛は違うというのは共通認識だと思います。赤松日記にも明記されてましたし(7月頃でしたっけ)、ハヤテのごとく!の世界は過剰に潔癖です。1巻のおまけページで、既にその手の内を見せてくれています。ご丁寧に2巻のカバー裏でも2度も晒しています。
賛同者がいるといいのですけど、ネギま!の世界に裸とかパンチラ満載って、これは必要欠かざる要素でしょうか。過度のサービスのような気がします(これを特に思ったのは8巻のヘルマンとの戦いにおける、裸身サービスですね。)私だけ?・・・失礼しました。