10話を観て確信したのですが、三期はもう既定路線でしょう。いや、三期というか物語の決着をアニメーションでも描くために政治的に動いているのは間違いないです。原作ですら描かれていない未来をアニメでやると宣言していますから。
成体アーたんを基準に川澄綾子をチョイスした件
原作のアテネ過去編を10話もやったにも関わらず、まだ原作で殆ど描かれていない実体化していない成体の方を基準にキャストをチョイスしたということは意味深いと思います。過去編はOVAで一気に映像化してしまって,原作のストックが溜まったら、三期、四期とやっていこうと企てているではないでしょうか。
遠い未来のマリアへのプレゼントという伏線をアニメで描写した件
250話以上使って半年経過していない作品の更に半年後に果たされるべきであろう伏線を描いたのは、アニメ上でも作品の終わりまでを追いかけるという意思表示とも思えます。
制作が「小学館集英社プロダクション」
昨今のアニメは製作委員会方式をとることが殆どなのですが、ハヤテはこの方式をとっていません。小学館出自のアニメは「ドラえもん」を筆頭に、短期的に盛り上げてDVD販売で利益を確保する多くのアニメのやり方ではなく、長期的にキャラクター自身が利益となるような、視野の広いマーケティングをしていることが特徴です。サンデー掲載作ではコナンやMAJORもそうですね。アニメのマーケティング・メディアミックスに関しては、小学館には他社を圧倒するノウハウがあります。逆にメディアミックスが下手なのが講談社で、ネギま!の迷走ぶりは記憶に新しいところです。週刊少年誌としては少年ジャンプが頭三つぐらいサンデーより格上ですが、会社としては集英社は小学館の子会社です。