痛いニュース(ノ∀`) : 電源コード替えたら音が格好良くなった - ライブドアブログ
こういう話題が「痛いニュース」で取り上げられるぐらい趣味としてのピュアオーディオが復権したみたいです。まぁ勝ち逃げした団塊世代が退職金で憧れの高級オーディオを購入して市場が活性化したことが一番でしょうけど。
長岡鉄男先生はケーブルで音が変わると断言していました。
早世したオーディオ評論の巨匠、長岡鉄男氏が推奨したのが高級専用ケーブルではなく、業務用の太いキャブタイヤコードでした。先生はケーブルが音に影響を与えるのは電流の流れ道が不必要な振動に晒されると、不要なノイズが発生するからというものでした。本当にそうなのかは別として日本橋や工具店で安くたたき売られているキャブタイヤコードが最高のケーブルなら俺でも買える!!と、私のスピーカーコードはぶっとくて激安な電源コードになりました。
故長岡氏を超える評論家が出てこないのは
ピュアオーディオ市場が一時期壊滅的に冷え込んだことと、良い音の定義すら出来ない貧弱な人材しか残っていなかったからです。一部の優秀な人は時代の空気を読んで、オーディオビジュアル方面の評論に移っていきました。
真のステレオとは
二本のマイクでダイレクトに収録した音源を、二本のスピーカーを底辺とする三角形の頂点で聴くのがステレオである、と長岡氏のポリシーは明快でした。
究極のオーディオとは音響特性に優れた部屋
これも長岡氏の一貫した主張だった。いつだったか
と断言されていて、私はこの人だけは信頼できると強く思いました。実験的に4畳半に鎮座していた総額30万円ぐらいの当時の私には精一杯の宝物を12畳の居間に移動させて試聴してみたことがありました。そのときの衝撃は凄かったです。全て長岡氏が「ハイCP」と託宣してくれた機器の真価の十分の一の音すら私は聞いていなかったのです。奇しくも私のオーディオファンとしての歴史はこの瞬間に終わりました。
プールでクジラを買っているようなもので狭い部屋で
高級なオーディ機器を使って音楽を聴くのはナンセンス