架空の杜

The journey is the reward.

第98話感想②

私だけでなく、やっぱり98話は反響が大きかったようで尊敬するブロガー様たちも、素晴らしいエントリーを書いておられます。
「ハヤテのごとく!」ヒナ祭りの最後に - ぷらずまだっしゅ!
畑健二郎先生は師匠を超えたね
ハヤテのごとく! 第98話 伏線だらけの最終回 & XDay投票結果 - tanabeebanatの日記

この一コマのために・・・


私の憶測ですけど、畑先生は“いちど綾崎君と変わった呼び方が再びハヤテ君に戻る”このコマのために、とても長くなってしまった雛祭り編を妥協することなく描ききったのだと思います。この作品はクライマックスのワンシーンのために丁寧に丁寧に描かれているところにこの作品の美質の本質が潜んでいるような気がします。そしてその過程を創作していくうちに、またさらに描きたいシーンがたくさん生まれてくる、創作に伴う脳内麻薬を求める過程がこの作品の楽しさの理由なのかなと。

ストックフレーズの豊富さ

内田樹教授が表現者のレベルは表現のネタのストック数に比例すると書かれていました。まさに畑健二郎サブカルチャーのストックフレーズが尋常でなく豊富なんでしょうね。確か畑先生のマンガの蔵書量は驚愕すべきものだったですし、アニメやゲームの世界も深く深く知っているのでしょうね。

スキャンしたかったコマはすべて「ぷらずまだっしゅ」さまが切り取っておられるので、今回は止めておきます。ていうかヒナギク可愛いよヒナギクというわけで、収拾がつかなくなりそうなので(^_^;