架空の杜

The journey is the reward.

第98話感想① 創造の神降臨!

最初に申し上げておきますと第98話は神が降臨していると大げさでなく思いました。これほどの作品に成長するとは、見つからない第一巻を探して本屋を行脚した昔が淡い夢のようです。今まで小さな瑕疵をあげつらってこの作品を読んでいた自分を恥じたりしましたよ。畑健二郎先生は偉大な漫画家です。

良心の存在

98話はヒナギクが極めて魅力的であり、そしてハヤテも最大限に魅力的です。この作品のポイントっていうのは、ある種の抑制が作品に品位を与えていることですね。ヒナギクという美少女キャラをリビドーを喚起する形で魅力的に描くのではなく、人間の尊厳を信じている作者の良心が投影されて感動が生まれる・・うまく言語化できないけど、創作の真のチカラを久々に味わった気がします。

ちょっと今日は気持ちが高ぶっているので、明日に続けます。スキャンは敢えてこの一コマだけ・・・