アニメ化の可能性の高い4コマ漫画スレッドで筆頭に挙げられていた作品。無垢な箱入り娘が
高校デビューして、見た目は怖いけど優しい主人公と絡むという、「
とらドラ!」的な設定だ。一巻は設定から生じるエピソードをこなしているという印象のみで「そこまでの傑作か？」と思った。しかし二巻と三巻も欲しくなったのでそこそこの作品だという印象、ヒロインの雫があざとくなく可愛いし。
二巻で傑作に、三巻で大傑作に
作者の力量を感じたのは二巻からで、キャラに血が通ってくるにつれて、キャラの戯れだけではない深みのある作品に変貌した。4コマフォーマットで全体としての物語を動かすのは創作者の地力が問われる。それができているあたり高津カリノと似た臭いがする。この人も女性、私が好きになる漫画家は本当に女性ばかりだ。芳文社の発行だし、来年か再来年にはアニメ化されるでしょう。
作者による作品紹介
