架空の杜

The journey is the reward.

ラブは成就してもコメディは終わらない

無事相思相愛を確かめ合った白銀とかぐや様ですが、少女マンガと違いそこでは終わりませんでした。ヤングジャンプ掲載漫画であるからには次の段階まで至らないと終わらない(と冒頭で石上がメタファーを種明かししていました)感動のファーストキスに地雷を組み込むとは作者は天才です。

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このコマは12月21日の四宮別邸での早坂との絡みです。クリスマス直前ですので、かぐや様のオーバーランが次への伏線となっています。赤坂アカという漫画家はこのあたりの話の仕込みが本当に上手いです。

アニメ一期が絶賛放映中に作品が大団円を迎えるわけないのです。アニメが2期か3期までやるとしたら最終回は前々回でしょう。しかし商業作品としては、まだまだ終わらないのは宿命。それも無理矢理引き延ばすのではない自然な感じに誘導しているのが見事です。更に、フラグが立った石上とミコちゃんの行方も楽しみです。