架空の杜

The journey is the reward.

facebookの投稿が「出張・飲み会・家族旅行」で埋め尽くされている件

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イノベーターを気取って随分と早くアカウントを取得したものの知人が一人しか見つからず放置して2年、昨年ぐらいからポツポツと自分を見つけてくれる人が現れて、本格的に日本でもfacebookが胎動を始めたと感じました。それでこっちから思いつく限りの人を検索して友達十数名というのが私の現状です。二人を除いて面識のある人ばかりなのがmixiとの大きな違いです。

リア充正社員ばっかりやん

見つけたうちの半分ぐらいの人たちは積極的に投稿をしています。古の知人を急にリアルタイムで追えるようになって非常に不思議な気持ちです。しばらくウォッチして気がついたのですが積極的に投稿している人たちは、ある程度以上の規模のある企業に正社員として勤めている人が大半でした。そして、投稿にレスをつけるのは職場を通して縁のある人達が殆どです。投稿の内容は「出張・飲み会・家族旅行」三種の神器です。旧友である私がコメントをつけようがない話題が大半。私は個人事業主で基本的に一人で働いているので、知っている人の華やかな人的交流を見ると正直嫉妬します。引用エントリと全く同じような状態、そういう人ってたくさんいそうです(そうでも思わないとね〜)

2012年度の予想

職縁中心のネットワークがさらに拡大していくでしょう。次は同級生といった時系列で過去へ遡る人のネットワークへの萌芽も散見できますので、これも広がっていきそうです。いずれにせよ意見の交換よりは日本的な「空気を読んだ馴れ合いの場」として機能していくのでしょう。

実名主義の威力

日本におけるfacebookが萌芽期から躍動期に移行できたのはやはり「実名主義」が大きいみたいです。今までネット上で気配がなかった人へアクセスできるという魅力に牽引されて、2012年中に人口に対する利用者の比率が欧米並みに爆発的に増えるのではないか、というのが私の予想です。