架空の杜

The journey is the reward.

道具としての言葉、文化としての言葉

404 Blog Not Found:エリートは日本(語)を救うか?
http://d.hatena.ne.jp/solar/20081111#p1
はてブ界隈で言語論?が盛り上がっている。一つ抜けている視点としては「日本語は世界に数多ある言語の中でも大言語」であるという事実だ。実際、一億以上の人間に話されている言葉は数えるほどしかない。フランス語だって7000万人といわれている。一億以上の人間が支える言語はそうは簡単には滅びない。それに日本語=文学に矮小化した認識もよく考えたらおかしい。道具としての英語は更に世界に覇権を広げるだろうけど、それは文化としての日本語にはそんなに影響がないのではないか?アニメを代表とするサブカルチャーの影響で日本語を学ぶ世界のオタクも増殖中だというし、日本語は滅びたりしない。梅田氏・弾氏は道具としての英語と文化としての日本語を混同していると私は思う。

言語世界地図 (新潮新書)

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