架空の杜

The journey is the reward.

アニメ第36話感想

今回はオリジナル回としては地味ながら傑出していたのではないでしょうか? 私はハヤテの美点は原作にかぎり申し上げれば「ある種の抑制が醸し出す上品さ」だと思っています。考えればアニメ版に一番足りないのはそれです。アニメ版の最大の欠点は「箍の外れた下品さが良くない」という言葉に集約されるような気がします。36話は原作のよさをよく反映することに成功するというか回帰に成功した小品です。いい仕事だったと思います。最終クールでの作品の良化が期待できそうでうれしいです。

今回は作画がとても良かったです。

内容だけでなく作画が安定してどの登場人物も魅力的でした。単に安定しているというだけではなくて温かみのある感じがとても良かったです。是非、最終話に連なるクライマックスは、この作画スタッフでお願いします。