架空の杜

The journey is the reward.

迷走?

NHKにようこそ! 7 (角川コミックス・エース 98-11)

NHKにようこそ! 7 (角川コミックス・エース 98-11)

5巻までは素晴らしかったのに6巻で描き手の悪意しか感じられないようになって、7巻に至っては全てのキャラが無意味に暴走してリアリティが欠如して破綻しかけている。一番の問題は絶望を描いた鬱漫画のはずなのに、生じるエピソードが躁なんですね。なのに悉く佐藤君が鬱解釈して、確かにネガティヴがこの作品のテーマなんですけど、佐藤君のネガティヴ発想が全く腑に落ちない。