架空の杜

The journey is the reward.

心酔したことのある漫画22選

某企画に便乗して・・・50もないです。割と小さな瑕疵があるだけで心酔できない
小心者ですので胸を張ってお薦めできるマンガが少ないです(-_-;

マカロニほうれん荘/鴨川つばめ

マンガでゲラゲラ笑うという初体験をした小学生時代の想い出に欠かせない一冊。
いま読んでもエネルギーに圧倒される。旧い部分も多いけど・・・

火の鳥/手塚治虫

これはマジで震撼した。手塚治虫の偉大さが解らない人は読むべき。

まんが道/藤子不二雄A

単純に青春マンガとしてよくできている。
FだけじゃなくてAもやはりタダモノではない(当たり前か)

ベルサイユのばら/池田理代子

物語の骨格が堅牢、登場人物が極めて魅力的。これが週刊連載だったとは信じられない。

空君の手紙/小田空

妹が買っていた「りぼん」で好きだった作品。
特に前半の穢れのない清い世界は本当に憧れた。

星の瞳のシルエット/柊あおい

旧き良き時代の少女マンガ最高峰。
清潔な絵柄と無垢なストーリー。古の少女マンガは清らかだったなぁ。

日出処の天子/山岸涼子

漫画史に燦然と輝く大傑作。
これを読まずに漫画を語る無かれと申し上げたいぐらいの神作品。

うる星やつら/高橋留美子

設定とキャラが際だっていれば作品が成り立つという、
現在では当たり前の創作技法の嚆矢となった大傑作。

めぞん一刻/高橋留美子

一人の作家が続けて(しかも併行して)傑作を描いていたのは作者が天才だったからである。
あの当時の才気はどこに消えてしまったのだろう・・・
連載当時は夢中になって読んでいたのだが、今読んでも感慨が全くない、感性が古びたせいかな・・

カスミ伝/唐沢なをき

様々な実験を試みたおもちゃ箱みたいな作品。
シンプルな絵柄なのに妙に女の子に魅力があるのが不思議。

架空の森/川原泉

川原泉の真骨頂はあくまでも短編。全盛期の短編はどれもこれも素晴らしい。
個人的にはこの短編が一番好き。「美貌の果実」という単行本に収録されています。

卓球戦隊ぴんぽん5/桑田乃梨子

作品が好きというより独特の桑田節が好きなので、これという作品を定め辛い。
出来不出来の波の激しい人なので定評のあるこの作品をピックアップ。

ナニワ金融道/青木雄二

現実社会の汚さをこれほど上手く描いた漫画を知らない。
それでいて立派な娯楽作品になっているのだから素晴らしい。
萌えたい読者からは一番避けられそうな作品だが、彼らにこそ読んで欲しい。id:nippeさん如何?

ぢるぢる旅行記 (インド編) /ねこぢる

これは旅行先の友人宅で偶然読んだのだが、
インド庶民の生活をみつめる故ねこぢるさんの醒めたシニカルな視点がたまらない。
今まで読んだマンガの旅行記としてはこれを上回るものを知らない。

動物のお医者さん/佐々木倫子

これは諸手をあげて推薦というわけではないけど、やはり外せないという微妙なマンガ。
舞台設定が特殊なだけで語られるのは物語というより日記みたい。
個性的にみえる登場人物もあの程度なら現実にいる。
普通が面白いという、逆説的なことを教えてくれる作品。

ハッピーマニア/安野モヨコ

安野モヨコの作品はこれだけが個人的に突出して面白い。
女性の視点で描かれた女性読者のためのマンガなのに、俺的にも楽しめる。
バカで行動力のある主人公というのは人気作のセオリーなんですね。

御緩漫玉日記/桜玉吉

個人的事情もあって読み続けたのだが、唯一無比というのはこの人のためにあるのだろう。
書き殴りのような絵柄の向こうから漂う諦念というか哀愁が心の琴線を震わせます。
草書のような筆致なのに女性だけは妙にエロチック、これが才能か・・

スラムダンク/井上雄彦

20巻以降はほとんど神の領域。この作品を面白くないなんて人がいるのだろうか?

ヒカルの碁/小畑健ほったゆみ

碁という特殊な素材を扱いながら少年ジャンプの良さが120%生かされた超一流の娯楽作品。
高度な作画と高度な原作が出会えたことによる奇跡

魔法先生ネギま!/赤松健

いろんな意味で凄い作品です。とても短く纏められないです。

よつばと!/あずまきよひこ

手が届きそうで届かない彼岸の世界を描いた高度な萌えマンガ。
最先端を走っているのはこの作品だろう。

ハヤテのごとく!/畑健二郎

今一番のお気に入り。近日中に「畑健二郎論」を書き上げる予定です。