「社会へのコミットメントにふたつある。
ひとつは労働からのコミットメントであり
もうひとつは消費からのコミットメントである。」「教育の中に入り込んできた等価交換という
バーター的世界観。このバーター的な教育観が
教育の現場を長期的には破壊する。」「教育の本質とは、知の贈与だろう。
交換可能なものは、知ではなく情報に過ぎない」「両論併記とは自分自身の性急な判断をかっこに入れること。」
「消費資本主義が結果したのは
仕事を、消費のタームで考えるビジネスマンの大量発生である」「無時間モデルと時間モデルは、単に思考の内部に
時間を繰り込むか否かということではない。
このふたつのモデルは、同じ結論を得るためにさえ
相反した行動となって現れる。」「ビジネスの本質は、与えたものは必ず、迂回的に
返されなければならないという間接取り引きのうちに
存在している。」