架空の杜

The journey is the reward.

まさにその通りだと激しく肯ける文章

市民活動に関わる人々は、今回の人質バッシングに対し、それが何故、起こったの か、これをまず、真摯に分析するところから始めないと、大衆に対し自分たちの意見 を浸透させることはまず、永久に不可能だろう。何が悪いか。これは明らかである。 “態度が悪い”のである。“平和”“善意”“子供たち”という、誰も否定出来ない 言葉を楯にすることで、自分たちに賛同しないものは全て戦争の責任者なのだ、と無 言で協調を押しつけてくる、あの態度が問題なのである。人というものは、反対でき ぬタテマエを突きつけられて同調を求められると、“自己の選択権を無視された”と とってしまう生き物なのだ。しかもそういう同調を求めてくる人たちは、自分たちの善意を否定されるという可能性をツユも脳裏に思い浮かべようとせぬ。