架空の杜

The journey is the reward.

翠星のガルガンティア

虚淵玄が関わっているというので慌てて追いかけた。間に合って良かった。ジブリ+マクロス+虚淵玄が主成分のようだ。作画もレベル高いし、設定も面白い。エンタテインメントとしては瑕疵がない。進撃の巨人がなければこの作品がもっと注目を浴びていたのだと考えると勿体ない気がする。まどかマギカのような傑作になるかと言われれば、それには及ばないだろう。キャラクターの魅力がその域に及んでいない。ナウシカのオマージュなのだから、ヒロインは元気少女ではなくて、もう少し線が細く可憐な感じの方が、主人公とのロマンスを予感させてより面白くなるような気がする。レド以外のキャラがジブリ系の絵柄なので少し垢抜けない感じがあるのが欠点と出ないか懸念がある。3話まで観てここまで盛り上げて、大丈夫かと思ったら、観る前に5話が水着回だと知ってしまった。最後かなり盛り上がる展開になるのは虚淵玄が絡んでいるから大丈夫だろう。