架空の杜

The journey is the reward.

第283話感想 作画崩壊疑惑

毎週スキャンしているからわかるのですが、アテネ編が終わってから数回経って以降、一定の周期をもって、なおかつ全体トレンドとしては確実に右肩下がりに、作画が変になっていると思います。連載が長期化するとキャラクターのフォルムが偏平化して背が低くなるのは、マンガの世界ではよく言われることですが、この作品もまさにそんな感じです。あと基本的なデッサンというか、バランスがおかしくなっています。なんとなく重心の位置がズレているような感じとでもいいましょうか。以前、作画の過程をよりデジタル化した旨のことを、バックステージで仄めかされていましたが、その悪い影響が出ているとしたらとても残念なことです。やはりマンガは絵が命です。改善されるよう祈っています。

妙なヒナギクさん