架空の杜

The journey is the reward.

FLAG51 TOUCH

井駒みなみ編の第二回です。桂馬がプールで泳いでいたのは攻略の一環でした。ファーストインプレッション作戦に成功した桂馬は、想像力の中で彼女の恋心をレベルアップさせる作戦みたいです。あとは世評と自分の感覚のズレが恋心に火をつけちゃうとかそんな感じみたいです。水泳部を不完全燃焼で終わらせた、みなみの心のスキマの原因と、桂馬の今回の作戦の行方はどのように関連づけられているのでしょうか。

絶対的差異と相対的差異

三次補欠で大会に出られないのは彼女の実力が足らないからです。タイムで計れる水泳の実力は絶対的基準があります。一方恋愛は基準がありません。「キモ男」扱いされている桂馬も、想像力の補完で一回会っただけなのに胸キュンです。アイデンティティが揺らぐ彼女とダイヤのごとく強固なアイデンティティを持つ桂馬。どう決着するのでしょうか、早く続きが読みたいです。

桂馬の悪評

若木先生の得意技


無言ゆえに伝わる情報に意識的なところがイイです。