架空の杜

The journey is the reward.

社会的に歓迎されるパーソナリティ

真実は残酷だ。

殆どの人間は大した能力を持たないし、誰もが羨む成功とも程遠い。

唯一できることは「自分の主観的な世界」を整えて、どうにか折り合いを付けていくことだけだ。

だから人を傷つけない「大人」は多くの人にとって望まれる。

真実かどうかよりも、「主観的な世界」を心地よくしてくる人のほうが、社会的に歓迎される。

「知りたくもないこと」を本人に突きつけて「現実を見せる」などというのは、単なる下品な悪趣味であり、エゴである。