架空の杜

The journey is the reward.

高橋源一郎

人は間違える(おれもしょっちゅう間違える)。組織や社会も間違える。
国もまた間違える。それがすべての出発点であるように、おれは思う。

それがどのような「正義」であれ、
「おれは間違っていない」というやつは疑った方がいい。

愛国者」であると自称する連中は「国の正しさ」に敏感だ
(だから、「正しくない」といわれると攻撃する)。
だが、正しくなければ愛せないのだろうか

自称「愛国者」たちは、「愛国」がわかっていないのではない。
「愛」が何なのかわかっていないのだ、とおれは思う。

こんなこといってると、おれも、間違いなく「反日」と認定されちまうな。
いやになっちゃうぜ。