架空の杜

The journey is the reward.

アファナシエフ ショパンノクターン集


ずっとショパンは苦手な作曲家でした。この演奏に出会ってショパンに開眼しました。アファナシエフの個性がショパンと相性がよいのはいろいろなことを示唆していて興味深いです。ショパンは絶対アファナシエフのようには弾かなかっただろうけど、それでもこの演奏が曲の真相に近いという根拠のない確信が到来します。こういうのを名演奏というのでしょう。演奏会場でこのような演奏を聴かせられたら寝てしまうかもしれないが、暗い部屋で静かにならすCDとしては最高だ。ずっと聴いていきたい。

ショパン:ノクターン集

ショパン:ノクターン集