架空の杜

The journey is the reward.

一期と比べなければ充分に感動的でした。ドールという人間とは違うものの心理描写(つまり真紅の心理描写)を中心にしたことが唯一にして最大の欠点ですね。真紅を主人公にしたことで、二重の虚構が生み出すドールのリアリティが薄くなったのが残念。三期目に含みを残した終わり方でしたが、やるのであれば、もう少し人間の描写を掘り下げないと物語は劣化する一方だと思います。今回は最終回よりも雛苺が止まってしまう10話のほうが印象的でした。雛苺は一番ドールらしいですから・・・