架空の杜

The journey is the reward.

木曜日のフルット / よつばと!

そんなに面白いわけでもないのに、発売日につい買ってしまう一冊。個人的には早菜ちゃんとフルットの共依存関係をもっとかわいらしく描いて欲しい。連載間隔が開きすぎたせいか若干の作風の崩れが前半感じられた。しかし婆ちゃんエピソードで切れ味復活。田舎の婆さんというイメージだったけれども、都会的な中年女性だった。あの息子の母なのだから、考えてみればそんなに年を食っているはずがないのだった。父ちゃんの名前が葉介と判明。親子のつながりを感じさせる名前でよかったよかった。連載終了の暁には予算をふんだんに使ったジブリでのアニメ化を期待したい。