架空の杜

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スマートテレビの操作端末としてWii Uはいいんじゃないだろうか?

麻倉怜士が“喝”! CES2012に見た日本メーカー復活のカギ(3) - 日経トレンディネット
スマートテレビってずっと概念が腑に落ちませんでしたが、スマートフォンをそのままテレビにした」という説明はわかりやすいです。そして腑に落ちなかった理由と以下のスマートテレビの課題は直結します。

 しかし、問題は「誰がスマートテレビを使うのか」ということです。配信サービスもコンテンツも多く、アプリもたくさんあります。そこでネックになるのが「操作方法」なんですね。

 パソコンならマウスを使って操作する、スマートフォンならタッチパネルを使って指でなぞるなど、定番の卓越した方法があります。しかしスマートテレビの場合、その操作方法はメーカーによってあまりにも異なるというのが実情です。

ネックもネック、大ボトルネックですね。テレビは見るだけのメディアですけど、スマートテレビは双方向性がアイデンティティなので操作法が洗練されていないと市民権を得るのが難しそうです。すぐに思いつくのはiPhone iPad アンドロイドといった端末を操作方法に組み込んでしまうという方向性です。Appleはたぶんそれを目指しているのでしょう(既に着手済?)しかし、イノベーションの不得意な日本企業は何も思いつかない様子です。

そこでこれですよ!

今の日本には稀少なイノベーションを興せる企業が任天堂です。Wii Uのこの新型端末には否定的な意見が多いですが、これをスマートテレビの操作端末にするという発想はありじゃないでしょうか? Wii Uの本体を組み込んだスマートテレビは魅力ありそうです。シャープあたりは液晶配給を通じて任天堂とパイプがあるのだから是非検討してほしいです。