架空の杜

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ネットは非既得権益者のルサンチマン拡声器

茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの「プリンシプルなき者が、匿名性の裏に隠れる」 - Togetter

既得権益者の沈黙の理由の一つは「疚しさ」だろう。疚しい人たちは馬脚を現さないように不必要なことを発言したりしない。でも発言しない人間集団の内部って酷く腐敗しているのが常だよな。
ネット上でも既得権益層はあまり発言をしない。ていうか、既得権益を持ってない弱者のルサンチマン的言説が吹き荒れている。2chなんてその吹き溜まりみたいなものだ。
そうやって非既得権益者の声ばかりが拡声されて瀰漫する昨今のネット。ネット特有の拡散する力で増幅されているだけで、思ったほど社会的影響力がないことは明らかだと思う。

些末な既得権益でさえも当人にとってはちっとも些末じゃなくて、それを必死で守っている層が実はこの国のマジョリティなのだと思う。気配を感じないだけで・・・ 僕のように商売柄も終日ネットに繋がっている人間からすると、ルサンチマンのマイノリティ言説を過大評価するようなネット社会の風潮は最近特に気持ち悪く感じる。