架空の杜

The journey is the reward.

ふたごの妖精りるるとるりり

ふたごの妖精りるるとるりり(1) (ワイドKC)

ふたごの妖精りるるとるりり(1) (ワイドKC)

桑田乃梨子先生の講談社凱旋作品。白泉社をでてからもアニメ化する4コママンガを描いたり、ドラマCDがつくられるようなヒット作を描いて、再び女性読者を対象とする雑誌に復帰できたのは,さりげなく凄いです。自分のフィールドに戻ったという実感からか、肩の力が抜けて桑田節が堪能できる作品になっています。個性は強いのだけれども使っているレトリックはいつも同じで一種の「伝統芸」ともいえる感じが良いです。自分の「型」を持つってクリエイターには大切なことなんですね。