架空の杜

The journey is the reward.

優秀な木こり

カナダの森林伐採会社が優秀な木こりを募集した。
次の日,会社の事務所にひとりの男が面接にやって来た。

「我が社が欲しいのは優秀な木こりなんだ。君は,木こりの技術をどこで覚えたのかね?」
「サハラの森でさ」
「サハラって・・・聞いたことないな。サハラ砂漠なら知ってるがね」

「ああ」木こりはニヤリと笑った。「今じゃそう呼ばれているようだね」