架空の杜

The journey is the reward.

「これからの10年飲み会」で話したこと、考えたこと - My Life Between Silicon Valley and Japan


たとえば僕の場合でも、本を読んだり勉強したりモノを書いたり、
そういうことは子供の頃から大好きだった。でもそれだけでは食えない。
いま僕の事業を、ひいては生計を支えているのは、僕の「勉強能力」
ではなく「対人能力」もっと言えば「営業能力」なのである。
「勉強能力」は必要条件ではあっても十分条件にはならない。
「勉強能力」こそが必要十分条件だった職業ほど、「次の十年」
で脅威にさらされるのである。特に生活コストの高い先進国では、
その傾向が顕著になろう。

「勉強が好き」で「勉強さえできれば」・・・という時代は残念な
がら終焉し、10年経とうが20年経とうが、人間が生きて暮らしてい
くこの社会において絶対不変の価値である「対人能力」「営業能力」
を身につけた人(Toplineを稼げる人)が、「チープ革命」や溢れかえ
る情報やITツールの恩恵を受けて(Toplineを稼ぐために必要なコスト
は年々下がっていく-->Bottomlineは改善されていく)サバイバルする
時代に入る。

それが「次の10年」なのではないか。

某氏とか某女史とかに読んでほしい一文です。。