架空の杜

The journey is the reward.

樹先生の靖国論

言っていることの是非はともかく、語りつくされた感のある問題に新しいベクトルを持ち込むのは先生の18番です。確かにアメリカほど寛大な戦勝国もないですね。何十万という同胞が殺されたのに日本の戦後復興に力を注ぎ、理想主義的な憲法をプレゼントし、日本人の代わりに朝鮮戦争ベトナム戦争で血を流した。参拝問題という感情のもつれを黙認することによって、米国の東アジアにおける存在感を維持する。うーん。