架空の杜

The journey is the reward.

日本人は本当に外資が嫌いか?

[木村剛のコラム] 外資排斥は中国だけか?を読んでの素人の感想です。木村先生は金融の世界の方なので、ことさら日本人が外資嫌いに見えるようですが、外野からみると日本人が嫌っているのは俗称「ハゲタカファンド」といわれる一部の金融機関だけなのではないでしょうか?製造業やサービス業において日本人が外資を嫌悪して排除したなんてニュースは、自分の情報収集能力においては確認できません。日産自動車の改革を大成功させたカルロス・ゴーン社長に対して、日本人は素朴に賞賛と敬意を寄せていますし、日本人の無類の海外ブランド好きは誰もが認めるところです。何も外資は金融だけではありません。今回の中国における反日デモナショナリズムの高揚の結果生じたものであり、日本資本の企業に対する嫌悪が主たる原因ではないと思います。論理展開に無理があると感じたのは私だけでしょうか?