架空の杜

The journey is the reward.

自己資本増強への7つの鉄則

  • 会社も個人も健全財政を心がける。経営者が会社から借金することは万死に値する。
  • 会社は利益を上げ税金を払う。そうしなければ内部留保は増えない。税引き後利益こそが、内部留保つまり自己資本を増やす原資である。
  • 会社は利益を上げ、経営者に十分な報酬を支払い、経営者は常に会社に資金を預ける。
  • 会社の貸借対照表と経営者個人の勘定を重ねて判断する。非上場企業は、実質的に会社と経営者個人は一体である。
  • 企業の総資本をできる限り小さくし、相対的に自己資本比率を高くする。在庫を持たない。売掛金の回収を早くする。現金払いで支払手形をゼロにする。こうした努力によって総資産を圧縮し、自己資本比率を高めていく。
  • すべての出金を税引き前の段階で行う。つまり税引き後利益は1円たりとも社外流出させない。 配当や役員賞与といった税引き後利益からの出金はいっさい行わない。
  • 配当を要求する株主は速やかに排除する。