架空の杜

The journey is the reward.

これからの営業

テレビでもお馴染みの結構有名な会社が、訪問販売という営業スタイルを貫
いたばかりに倒産にいたるケースがこのところ目立って増えてきた。
今や消費者の心理は“売られる”ことが大嫌いなのである。
誰かに営業されるのも、誰かにクロージングをかけられるのも気分が悪いのだ。
彼らはあくまでも自分の意思で選んで、自分の意思で決断したいと思っている。
だからといって何もしなければ物は売れない。
変わりゆく消費者心理に合わせた営業戦略がこれからの時代には必要不可欠な
のである。
それはつまり、すべての消費者を“お客様”だと崇めるのではなく、自社の商
品を欲しいと思ってくれる顧客を見つけ出し、そして商品のよさを自ら感じ取
ってくれる機会を作り出すという戦略だ。

そしてその戦略に従って商品を売るためには、今までとはまったく違う能力が
営業マンにも経営者にも求められるようになってくるだろう。

私の職業は営業を受ける側にあるわけですが、まったく上記と同じようなことを感じています。私が営業していたときに根性論を押し付けた上司は今でも成績を上げているのでしょうか。