架空の杜

The journey is the reward.

他人に死にたいと言ってなんか得があるのか

ネット上で如何に自分が憂鬱であるかを自慢げに話す輩ほど人間の屑はいない。親ならともかくよ、赤の他人に「死にたい」などと嘯くのは、大いなる感受性の欠落であって、なんの根拠もなく奴らはネガティヴな感情を露出すれば同情という見返りが貰えるものだと信じている。はっきりいってこれは子供の親に対する感情であって、他人にこの心理作戦が通じると思いこんでいるところが馬鹿なのである。弱音を吐いたって疎んじられるか、未成熟な心根を馬鹿にされるのがオチなのに、彼らはいっこうにそのことに気がつかない。自分が他人からネガティヴな感情をぶつけられたとき、自分がどのような感情を持つかを想像できないのである。もうほとほとウンザリである。さっさと死ねと言いたいが、この手の奴らほど死を恐れている奴らもいないのである、やんぬるかな。