システム会社から、同一ドメインの場合、その下にあるWordPressが参照するPHPだけを新しいものにするのは技術的に出来ないと断言されましたが、これは正しいですか? 本体ドメインのSEO力をあげるために、切り離したくないのですが
システム会社から「同一ドメイン下でWordPressが参照するPHPバージョンだけを新しくすることは技術的に不可能」と断言されたとのことですね。
結論から申し上げますと、システム会社のその説明は、必ずしも正しくありません。
技術的には、同一ドメイン下であっても、特定のディレクトリ(WordPressがインストールされているディレクトリなど)に対してのみ、異なるPHPバージョンを適用することは可能です。
一般的に利用される方法としては、以下の2つがあります。
.htaccess ファイルによる制御:
システム会社が「不可能」と断言した理由として考えられること:
- 技術的な知識・経験の不足: 担当者が、上記のような設定方法を知らない、または経験がない可能性があります。
- サーバー環境の制約: 利用しているサーバーが、上記のような設定を許可していない特殊な環境である可能性があります。
- 作業リスクの回避: 設定変更には、Webサイトが一時的に停止したり、不具合が発生したりするリスクが伴います。システム会社が、そのリスクを回避したいと考えている可能性があります。
- 業務範囲外: システム会社の業務範囲が、サーバーの設定変更を含まない可能性があります。(契約内容による)
本体ドメインのSEO力を維持したいとのこと、よく理解できます。
今後の対応について、いくつか提案があります:
- 別のシステム会社に相談する: 他のシステム会社であれば、技術的に可能と判断し、対応してくれる可能性があります。
- サーバー会社に相談する: 利用しているサーバー会社に、技術的に可能かどうか、設定方法などを問い合わせてみましょう。
- システム会社に、具体的な設定方法(.htaccessやCGI/FastCGIなど)を提示して、再度相談する: 「技術的に不可能」という返答ではなく、「なぜ不可能か」の具体的な理由を説明してもらうよう求めましょう。
- サブドメインの利用を検討する: SEOへの影響を最小限に抑えつつ、WordPressを別のPHPバージョンで運用する方法として、サブドメイン(例:
blog.example.com)を利用することも検討できます。
SEOの観点から:
- 同一ドメイン下にWordPressを置くことは、SEO上有利に働く可能性があります。(コンテンツの関連性、ドメインオーソリティの共有など)
- しかし、古いPHPバージョンを使い続けることによるセキュリティリスクやパフォーマンスの低下は、SEOに悪影響を及ぼします。
- 最も重要なのは、Webサイトを安全に、そして快適に利用できる状態に保つことです。 そのためには、PHPのバージョンアップは避けて通れません。
総合的に考えると、まずは別のシステム会社やサーバー会社に相談し、技術的な可能性を探るのが良いでしょう。 その上で、SEOへの影響を最小限に抑えつつ、安全なWebサイト運営ができる方法を選択してください。
