架空の杜

The journey is the reward.

ギリギリのデジタルネイティヴとして

英語

NHKの特集を見ました。パソ通の黎明期に大学生だった私はギリギリ該当世代なのかなと思いました。でもテレビを見ての感想はネットに先立つものとして英語だなとつくづく思いましたね。日本語を使っている限り世界はやはり日本の面積を超えないのです。自分の創った稚拙な動画が偶然上手くできてそれをYoutubeにUPして異人さんからCoolといわれて喜んでいるぐらいが限界です。不惑の手習いで英語を勉強し直そうかな。いや、学習という意識をもった時点で駄目ですね。喋れなくても読みたい書きたいのだから少し発想の転換をすれば英語力は上がるかもしれません。そういえば馬の血統に夢中だった頃に海外血統サイトを見て存外に文章が読めることに驚いたことがあります。同様にビートルズのブートレッグサイトの英文もほぼ読めちゃいます。このあたりに今から英語力を伸ばすヒントがありそうです。

チャット

IRCは10年前からやっていました。でもなんかスカイプはやる気が起こらないのです。ネットが電話になったり、お互いの顔を見ながらコミュニケーションするのが生々しくて駄目なのですね。この点ではデジタルネイティヴ失格です。さすがにもうIRCも相手がいなくて、スカイプは仕事用に入れていますけどあまり使う気にはなれません。

仕事

私の仕事は印刷通販というお客様から印刷データをネットで送ってもらってそのデータをチェックして機械のある現場に転送してマージンを貰うという仕事です。パソ通時代は全くもってのお遊びでしたから、それが仕事になるまでに20年近く長い道のりでした。仕事の面ではネット完結型で飯を食っていますのでデジタル世代の端くれとして矜持をもてるぐらいの現状ではあります。

デジタル言語

これなんてHTMLの初歩とCSSの初歩ぐらいです。長年やってきてなんじゃそりゃ?といわれそうです。すいません。英語ができてデジタル言語ができる人は凄いですね。カーストが違いますよ。弾さんとか弾さんとか(笑)

日本語

これでも100をこえるブクマを貰ったこともあるし、一日2万超のアクセスを集めるエントリを書いたこともあるから、これは場合によってはそれなりかもしれない。まぁ日本人が日本語できて威張るわけにはいきませんが。活字は好きですけど、文学は全然読めない。古典文学を読むぐらいならカントの方がまだ読みやすい(誇張)というぐらい物語は苦手です。せいぜいラノベぐらい。それすら最後まで読む気力がない。10年前は自分の綴る日本語に幻想をもてたけれども、最近は、この文章のように発作的に綴って失笑をかうのが関の山です。

引きこもりSOHOになって

なんかもう一回ぐらいネットを通した自己表現でまぐれ当たりが出ないかなと期待したりしています。明日かもしれないし、10年後かもしれない。リアルで忙しいとネットでなかなか自己表現しようとする気力がわかないのも事実です。特に自分のような印刷業界の人間はPCは仕事道具と思っている人も多いですし、私もそうでしたね。少しは昔の感覚が戻って、ネットが与えてくれる万能感みたいなものをもう一度感じられたらと期待しています。