架空の杜

The journey is the reward.

東浩紀先生のハルヒ評

http://ga3.gagaga-lululu.jp/talk/2006/06/0201.html
http://ga3.gagaga-lululu.jp/talk/2006/06/0202.html

:たとえば、谷川流の「涼宮ハルヒ」シリーズ。今、アニメが話題になってることもあって、amazonで10位中に5冊ぐらい入ってるんで、ネットで一番売れている本でしょう。でもこれは末期的とも言える。「涼宮ハルヒ」は、アニメ版は知らないけれど、小説は明らかにメタライトノベルです。この作品が、ライトノベルの新しい世界の扉を開いたっていうよりは、ライトノベルの「メタ」なんだよね。同じく人気作家である西尾維新も、メタライトノベルと言える。批評的に見て面白いけれど、そういう作品がライトノベルのマーケットの中心ってどうなのか。

東浩紀先生がハルヒについて言及しています。先生も「メタ」って仰っているな。
エヴァについては識者の論争も華やかだったけど、サブカルチャーの考察も進んだ現在では「いきなり結論」が出てしまうような感じもしますね。
それにしても個人的に久々に楽しく読めた小説が「末期的」「メタライトノベルだったとは・・・