多様性のある社会というのは、自分とは異なる価値観で溢れている社会ということなので、不愉快な思いをすることがあるのは大前提であり、不愉快さは多様性を維持するためのコストとして受け入れるしかないことを分からない人が多すぎる。
かぐや様は告らせたい 実写化
アニメの出来が伝説レベルで素晴らしいので、実写化が契機となってアニメの二期三期四期が確実になるのであれば歓迎したいです。漫画原作の実写映画というのは観たことがないです。大抵酷評されていますし、大ヒットはしないけれども確実に利益が取れるという理由で安易に映画制作がされているのでしょう。
原作者が妄想したキャストがそのまま実現したそうです。願わくばアニメスタッフのような情熱を持って映画を作ってほしいものです。アイドル顔にしては地声がハスキーだと揶揄されがちな橋本環奈さんですが、この作品に関しては欠点が美点に変わりそうです。
今日の箴言:やることの断捨離
今日もやろうと思っていたことの半分もできなかった。。。という日が続くようならば、そもそもやろうとしていることが多すぎる。理想が高すぎる。まずはその理想を破壊する必要があるため、逆に「徹底的にやることを減らす」ことから始めたほうがよい
ラブは成就してもコメディは終わらない
無事相思相愛を確かめ合った白銀とかぐや様ですが、少女マンガと違いそこでは終わりませんでした。ヤングジャンプ掲載漫画であるからには次の段階まで至らないと終わらない(と冒頭で石上がメタファーを種明かししていました)感動のファーストキスに地雷を組み込むとは作者は天才です。
このコマは12月21日の四宮別邸での早坂との絡みです。クリスマス直前ですので、かぐや様のオーバーランが次への伏線となっています。赤坂アカという漫画家はこのあたりの話の仕込みが本当に上手いです。
アニメ一期が絶賛放映中に作品が大団円を迎えるわけないのです。アニメが2期か3期までやるとしたら最終回は前々回でしょう。しかし商業作品としては、まだまだ終わらないのは宿命。それも無理矢理引き延ばすのではない自然な感じに誘導しているのが見事です。更に、フラグが立った石上とミコちゃんの行方も楽しみです。
今日の箴言:晩成なんて嘘
人間は年をとったぐらいでは成長なんかしない
おじさんが落ち着いて見えるのは元気がないから
この齢になったからいえるのですが、子供のようなメンタリティのオッサンなんて掃いて捨てるほどいます。。
スクリーンショットが検閲される世界
なんか難儀な法律が検討されているようです。実際は個々人のスクリーンショットの検閲なんて無理なので、権利者側が恣意的に気にくわないネット上のコンテンツを排除するための法的根拠として使われるのでしょうね。韓国でポルノサイトが国家によって全遮断されたことが話題になりましたが、これでは隣国のことを嘲笑する資格もありません(-_-;
現政権って、本当にロクなことをしていないのになんで支持率が40%を割らないんでしょうね。トランプの支持も底堅いですし、欧州のポピュリズム政党も何があっても揺るがない岩盤がある。厭世的になってしまいます。
藤原書記
第5話まで放映しましたが、全て神回という創り手の熱量がスゴいです。メイン三人の声優の演技が本当に見事です。どんな分野でもプロってスゴい。
今日の箴言:出会いは偶然 別れは必然
「遺伝でないものは環境」「環境でないものは遺伝」と考えがちだが
じっさいはまず「偶然と偶然でないもの」があって,
偶然でないものの中が「遺伝と環境」に分かれているのだと思う
今日の箴言:確証バイアス
人間は、「自分が正しいと思っていること」が正しいという証拠ばかりを探し、「自分が正しいと思っていること」が間違っているという証拠は、なかなか目に入らない。
この動画撮影から、ちょうど50年
昨日がルーフトップコンサート50周年なら、今日は室内ライブパフォーマンス50周年ですね。この動画が撮影されたのが1969年1月31日です。室外ライブに向いていない曲をこの日に総仕上げとして演奏したのですね。この日をもって一ヶ月続いたいわゆるゲットバックセッションが終わることになります。
覇権アニメ:かぐや様は告らせたい
原作が大好きな「かぐや様は告らせたい」のアニメ化が大成功して2019冬クールの覇権をとりました。原作の良さを100%生かして、さらにアニメならではの付加価値をつけることに成功したのですから、当然の結果でしょう。スペシャルEDテーマの下記の曲も大ブレイクしています。
youtu.be
原作者がJラップ好きなので、いつかは突っ込んでくるとはおもっていましたが3話で出てくるとは、やられました。
丁寧に創ってあるだけではなく、視聴者の心理を忖度する力もスゴいです。3話にして冒頭の前振りを早送りにしたり、イイハナシ系の次にこのEDを配置するとか2019年のアニメですね。一方、BGMにベタで少し旧い感じの曲を配置するとかバランス感覚もよいです。
主要三人のキャストもド嵌まりです。CV発表時は地味な配役だと一部で不満があったようですが、放映後は絶賛の嵐です。この三人の声優さんたちは、この作品をステップにトップクラスにまで上り詰めそうです。
この作品のキモはやっぱり、かぐや様の「お可愛さ」だとおもいます。ここまでテンプレート的に振り切ったお嬢様タイプのヒロインというのは、ありそうでなかったキャラです。ピンクや水色ヘアの美少女に食傷気味のアニメファンには特に新鮮に見えるのではないでしょうか。だからこそテンプレ通りの藤原書記も魅力が倍増するわけです。本当に良くできた作品です。